和食を身近なものに
気を張らず
季節を感じる料理に
親しんでもらいたい
2012年、盆栽と和食という、日本ならではであるが忘れられがちな文化を見直し、もっと身近に感じられるようにと盆栽教室×和食ランチのコラボ店「豆松カフェ」を立ち上げ、気軽に「和」に親しんでもらう場を作りました。
2014年には奇跡的な出会いから横浜・本牧の古民家をお借りすることとなり、懐石料理とイベント運営をすることで、古いおうちの魅力を感じてもらう場を作りました。
そして2016年・・・新たな形で和食に親しんでもらえるお店を作りました。
和食が世界文化遺産になったとはいえ、食卓に和食がのぼる回数が増えたとは思えません。かといって京都や東京の料亭は敷居が高すぎて・・・私もしり込みします。
親しみやすい、リーズナブルな料金ながらも手をかけた食事を提供する、豆松はそんなお店です。
環境保護と飲食店
湘南タゲリ米プロジェクト
小さな頃から野鳥に興味を持っていた私は、環境保全や調査などに参加するようになっていました。そんな中出会ったのが神奈川県茅ヶ崎市で活動する「三翠会」でした。
三翠会の活動の中に「湘南タゲリ米プロジェクト」というものがあります。
冬の田んぼに飛来する渡り鳥「タゲリ」のために水田を維持しようという活動です。
水田はタゲリだけでなく、多くの生き物たちが共存する生物多様性に満ちた宝箱のようなものです。宅地化・果樹園化が進む茅ヶ崎の水田を維持してもらう代わりに、そこでできたお米を高値で買い取り、自然保護米として販売するという試みです。
活動資金はお米の販売で得られた収入のみ。たくさん売れれば活動の幅も広がります。また、「湘南タゲリ米」の価値を広く知ってもらう必要もあります。
そう、飲食店でお米を扱えばいいのです。豆松のご飯は全てこの「湘南タゲリ米」(キヌヒカリ)を使用しています。
飲食店経営と自然保護活動の意外なつながりが、ここにあります。
豆松は三翠会での活動を通し、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
豆松の主な年間行事
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1月初旬 本牧神社初詣
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2月11日 茅ヶ崎梅まつり参加
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3月下旬 本牧さくら祭り参加
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6月上旬 田植え
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8月上旬 本牧お馬流し神事参加
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9月中旬 稲刈り
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10月下旬 脱穀・精米・試食会
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11月上旬 湘南タゲリ米出荷
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12月中旬 タゲリ一斉調査参加